昨年の年末、私は三つの忘年会に参加しました。
いずれも気心の知れた友人や知人との、温かく和やかな集いでした。 年末特有の高揚感も相まって、どの会も心から楽しむことができました。
世代の近い者同士が集まると、話題は自然に移ろいます。
懐かしい学生時代の思い出、忙しくも活気に満ちた現役時代の話、 昨今の世相をめぐる四方山話、そして「最近、何か変わったことはある?」という問い。
そこから会話は、それぞれの来し方、そして行く末へと、自在に広がっていきました。
そうした語らいの中で、互いの人生観が静かに立ち現れてきます。
私たちは一人ひとりが、自分自身の人生の主役として生き、折々に与えられた役割を通じ、少しずつ「人生とは何か」を学んできたのだと、あらためて実感しました。
還暦を過ぎた今、私は自分の人生における役割の変化を、はっきりと感じています。
年々、流行には疎くなっていく一方で、これまでの試行錯誤の中で培ってきた知識や経験には、これからの自分自身はもちろん、縁ある人々が自らの人生を見つめ直す際の拠り所となる、時代を超えて変わらないものが確かに含まれている——その思いは、年を重ねるごとに強くなってきました。
その思いを「形」にしたい。
そう願いながらも、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいました。
しかし、先の忘年会の席で、私はその決意を友人や知人に言葉として伝えました。
その瞬間、後戻りのできない「始まり」が、確かに生まれたのを感じました。
その「形」こそが、このブログ
「道なき未知の道 ― 人生の対話」です。
このブログは、私の人生を語るためのものではありません。
読者の方が、ご自身の人生を静かに振り返るための「鏡」でありたいと願っています。
また、これは人生の「集大成」ではなく、人生との「対話」です。
過去に耳を傾け、現在を見つめ、未来に問いを投げかけながら、言葉を重ねていきたいと思います。
いま私は、「有言実行」という第一歩を踏みしめ、
日々の歩みを重ねながら、
自らの「道なき未知の道」を、静かに拓いていく所存です。
この場所が、
新たな自分、新たな人々、新たな出来事との出会いへと
つながっていくことを願って。